経済安全保障という領域の「最前線」へ ~ Ballistaが切り拓く、新たなコンサルの可能性 ~
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「ぜひ一緒にプロジェクトを進めてほしい、という話がきっかけでした」。そう振り返るのは、シニアコンサルタントの加藤尚也と木村瞭汰。Ballistaのコンサルタントとして、経済安全保障プロジェクトに飛び込んだ二人は、わずか数ヶ月でプロジェクトのコアメンバーへ。入社してすぐに飛び込んだプロジェクトの現場で、何を感じ、何を学んだのか。二人の対話から、Ballistaならではのコンサルタントとしての姿が浮かび上がります。
「わからない」状態から始まった、経済安全保障への挑戦
――経済安全保障プロジェクトに携わることになった経緯を教えてください。
加藤:クライアントからは当初、経済安全保障領域の新規ビジネスに向けた営業資料を作ってほしい、という依頼を受け、本プロジェクトに参画しました。2週間ほどの短期プロジェクトでしたが、その途中で「安全保障室に入って手伝ってほしい」と話をいただき、そのまま本格的にアサインされることになりました。
木村:私もアサインのきっかけは加藤さんと同じで、前プロジェクトの際に直接お声がけいただきました。
――6月の参画から、秋〜冬にはコアメンバーとして中心を担うようになったと伺っています。何が変わったのでしょうか。
加藤:クライアントの組織の立ち上げからあまり時間が経過していなかったこともあり、まだ整備途中の部分も多かったため、現場の方と試行錯誤しながら対応範囲を広げていきました。結果として、複数の業務領域を横断的に担うようになり、プロジェクト全体に関与するようになりました。
木村:当初は限定的な役割からスタートしましたが、徐々に関与領域が拡大していきました。特に、関係者間の情報連携や業務整理といった部分で価値を出すことで、自然と中心的な役割を担うようになったと感じています。

AIを活用したサプライチェーン支援の現場で
――AIソリューションを活用した経済安全保障支援とは、具体的にどんな仕事ですか?
加藤:クライアントはサプライチェーンや、企業間の株主関係、研究者のつながりなどを可視化するソリューションを保有しています。ソリューションを使って認識する情報に対して、クライアントが事業への影響をいかに考え、どう対応していくのかをコンサルティングチームとして伴走するのが主な役割です。また、「レアアースの調達先を調べたい」など、企業単独では対応が難しい課題に対して、調査・分析し、クライアントにレポーティングすることも役割のひとつとしてあります。
「答えのない領域」で踏ん張るということ
――プロジェクトに入ってから大変だと感じた点はありましたか?
加藤:経済安全保障という領域は専門性が高い一方で、明確な「正解」が存在しない分野でもあります。クライアントに納得してもらえるアウトプットとは何かを常に考えながら進めるのは、やりがいであると同時に、大変さを感じる部分でもありましたね。
木村:プロジェクトに入って、最初のうちはクライアント側のメンバーとの間に壁があり、意見を言いづらい雰囲気がありました。ただ、信頼関係が築かれるにつれ、腹を割って対話できるようになっていきました。
評価された瞬間に感じた、喜びと危機感
――コアメンバーとして必要だとクライアントに評価されたとき、率直にどう感じましたか?また、コンサルタントとしての醍醐味はどこに感じますか?
加藤:純粋に嬉しかったです。と同時に、チームへの貢献に手応えを感じ、プロジェクトへの関与をさらに深めていきたいという思いも強くなっていきました。
木村:自分だけでなく、一緒に頑張っているメンバーも評価される瞬間が、一番嬉しいですね。上司が、さらにその上司の方から評価されるのも嬉しいです。コンサルタントの醍醐味という意味では、このプロジェクトは作業指示が細かく決まっているわけではないので、ある程度自由に動けます。自分で考え、動き、結果を出してくれたら嬉しい、というスタンスで受け入れてもらえているので、その動きやすさは他の案件にはなかなかない感覚だと思いますし、やりがいを感じています。
加藤:作業設計から調査・分析・アウトプットまで、一連のプロセスを木村さんから学びながらも、自分の領域として価値を出せており、本当に成長を実感できる支援であると感じています。
二人三脚で歩む、本音のシナジー
――同じプロジェクトでご一緒されているおふたりですが、率直にお互いのことをどう思っていますか?
加藤:木村さんと一緒にプロジェクトに入れて本当に良かったと思っています。カジュアルにコミュニケーションができますし、悩みも言い合えるし、プライベートの話もできる。木村さんがプロモーションしたとき、自分のことより嬉しかったです。
木村:加藤さんの強みはパッションですね。加藤さんがいるだけで組織全体が活気づく。モチベーションが下がる場面があったとしても、加藤さんがいれば何とかなるという安心感があり、天性のものだと思っています。
――タイプが真逆だからこそのシナジーはありますか?衝突することは?
木村:衝突することはないですね。性格面だけでなく得意領域も全く違うので、良い感じに補完し合えています。加藤さんが頑張っているのを見て「自分も頑張らなきゃ」と思う。それも一つのシナジーですよね。
加藤:木村さんの鋭い分析視点は本当にありがたいです。私が持っている案件でも「ここをこう調査したい」と相談すると、全然違う角度から答えをもらえます。私はどちらかというと社内の雰囲気を和らげる中和剤的な役割が得意なので、木村さんが鋭く提案し、私がそれをなじませていく。そうしてうまくバランスが取れているのかなと思います。

Ballistaとして、経済安全保障の未来へ
――BallistaとしてPolaxisを通じて、今後この領域にどう関わっていきたいですか?
木村:この領域に携わるようになってしばらく経ち、知見が着実に積み上がってきました。まず取り組みたいのは、クライアント自身がソリューションを持っていなくとも支援できるコンサルティングのメニューの構築です。また、様々な企業と協業してシステムを活用しながら、その運用を含むコンサルティングをBallistaが担う、という役割分担も実現したいと考えています。システムなしには広がらない領域だからこそ、ツールとコンサルティング両輪とした体制をこのタイミングで確立していきたいと思っています。
加藤:経済安全保障は、誰もが「やらなくてはならない」と心のどこかで思いつつも、後回しにされがちな領域です。ですが、それと同時に、国を挙げて取り組まなければいけない領域だと思っています。これからこの領域に対してアンテナが高くない企業に対しても、Ballistaとして支援できることがあれば、積極的に関わっていきたいです。
――この領域の可能性について、どう感じていますか?
木村:可能性は無限大だと思います。対応体制が確立されていない企業がまだ多く、不安定な世界情勢も相俟ってさらに注目も高まっているこの領域は参入余地が多分にあると考えます。また、際立って特化している競合が少ないのが現状です。Ballistaがリードできる領域が出てくると思っています。
加藤:可能性しかないですよね。Ballistaがリードできるところが絶対に出てくると確信しています。
開拓者精神を持って、一緒に飛び込んでほしい
――最後に、この領域に挑戦しようとしている方々へメッセージをお願いします。
加藤:安全保障というと怖いイメージを持たれがちですが、経済安全保障はとてもポジティブな領域です。企業を成長させる、国を強くするための取り組みですから。専門知識は最低限必要ですが、ゼロから学べます。パイオニアの一員になれるという醍醐味がありますので、開拓者精神を持って、ぜひ一緒にやってほしいです。
木村:一言でいうと楽しいです。すごく硬いイメージがあったのですが、実際やってみると地道な作業も多くて、オープンソースのデータを一つひとつ丁寧に見ていくような泥臭い仕事です。ただ、わかれば「楽しい」という感覚が湧いてくるくらいに、慣れてくるときっと面白いと思える領域です。
